第19回全国高校カーリング選手権は最終日の11日、青森市のみちぎんドリームスタジアムで準決勝と決勝を行い、男子の青森・長野合同(佐藤、吉本、阿部、川村=以上県勢、藤井)が、予選リーグから全勝という盤石の戦いぶりで優勝を果たした。県勢男子の優勝は2大会ぶり7回目。女子の青森・岩手・広島合同(鈴木、相澤=以上県勢、山内、木村)は準優勝となった。
男子の青森・長野合同は決勝、0-1で迎えた第3エンドで一挙3得点を挙げると、続く第4エンドも1点を追加し相手を突き放した。その後、要所でミスが重なり1点差まで迫られたが、最終第8エンド、相手の石を丁寧にはじき得点を許さず、優勝を決めた。女子の青森・岩手・広島合同は、準決勝の第2、第3エンドで計9点の大量得点をし、決勝に駒を進めた。決勝でも連係の光るショットを見せたが、北海道選抜には及ばなかった。