三郷町長選挙 木谷 慎一郎さんが初当選

官製談合防止法違反の罪で在宅起訴された前の町長の辞職に伴う三郷町長選挙で、無所属で新人の木谷 慎一郎さんが初当選を果たしました。

開票結果です。

木谷 慎一郎 無所属・新 当選 6499

尾口 五三 無所属・新 1436

投票率は42.86%で選挙戦となった2010年を13.11ポイント下回りました。

木谷慎一郎さんは「まずは町政の基礎は信頼。行政に対する信頼ありきのことですので、これから三郷町の舵取りをしていく重責を感じております。生涯活躍できる健やかな町を作っていきたい」と意気込みました。

町政への信頼回復のあり方が争点となった今回の選挙戦。

元町議会議員の木谷さんは、デジタル化による情報公開を推進し、入札制度の改革を実行するなど、町政運営の透明化を訴えたほか、子育て支援や経済の活性化などを公約に掲げ、新人同士の一騎打ちを制しました。

一方で、尾口 五三さんは「私たちの政策が皆さんの所にきっちりと届いていなかった 届く時間が無かったという所が大きな原因ではないかなと」と話します。

共産党推薦の尾口さんは、不正のない三郷町政の実現などを訴えましたが及びませんでした。

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