連休最終日は春の陽気 梅が見頃 しばらく暖かい日続く 桜の標本木は?花粉は? 広島・縮景園

3連休最終日の12日、広島県内は各地で春の陽気となりました。縮景園では梅が見ごろを迎えていて、写真撮影を楽しむ人などでにぎわっていました。

広島市中区の縮景園では、園内の梅が見頃を迎えています。開園から梅を目当てに訪れる人も多くいました。毎年、この時期を楽しみにしているという近所に住む女性は、連休最終日に合わせて予定を立てたそうです。

訪れた人たち
「きょうに合わせました。連休はきょう、最後なので来ようと思って来ました。思ったよりきれいだったんですけど、もうちょっと咲くので、また来週、来ようと思いました」
「やっぱりきれいですね、ここが一番ですね。土日はちょっとお仕事が入っていたので、きょうがちょうどお休みで来ました」

中には本格的なカメラを手にする人も…

訪れた人
「メジロを撮りに…(カメラは)メジロ用です。人をあんまり警戒しないのか、梅の手前に来たりしますよね。ふつうは奥へ行くんですけど。やっぱりええですね。この時期が一番いいです」

この時期の縮景園は、野鳥愛好家にも人気の撮影スポットになっています。

RCCウェザーセンター 近藤志保 気象予報士
「こちらは広島の桜の標本木、縮景園のソメイヨシノです。まだつぼみが小さく堅いものが多いですが、ところどころ、うっすらと赤く色づいています」

12日の広島市中区は最高気温が13.7℃まで上がるなど、各地で2月下旬から3月中旬並みの陽気となりました。今後10日間程度は気温が高くなり、平年よりかなり高い日もありそうです。花粉も一気に飛び始めることが予想されますので、ご注意ください。広島県内にも本格的な春が近づいて来ています。

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