雪崩に備えて救助法万全に 東北電力岩手支社がスキー場で訓練

講師からシャベルの使い方を教わる社員ら

 東北電力ネットワーク岩手支社(阿部孝昭支社長)は9日、雫石町の網張温泉スキー場で、雪崩を想定した救助訓練を行った。

 同支社と関連会社の社員17人が参加。電磁波で位置を知らせるアバランチトランシーバーや、雪に突き刺して埋もれた人の位置を特定する長さ2.5~3メートルほどの棒「プローブ」を使って救助する方法を学んだ。

 救助者を発見したと想定してシャベルで雪を掘る場面では、白い息を吐きながら声をかけ合い、1.5メートルの深さまで掘り進めた。

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