次世代の移動手段である「空飛ぶクルマ」の社会実装を目指した実証実験が行なわれています。今回はヘリコプターで実際の走行ルートを検証するもので、来年度中に空飛ぶクルマを使った試験飛行を行なう予定です。
記者：「ここ丸の内からあのヘリコプターに乗って、江東区の東京ヘリポートに向かいます」
今回の実証実験では、実際の「空飛ぶクルマ」ではなく、ヘリコプターを使ってルートや騒音レベルのほか、管制塔とのオペレーションなどを確認します。飛行ルートは、千代田区の新丸ビルと臨海部を結ぶもので、約15分間、都心の空を移動します。
記者：「いまヘリポートに到着しました。普段とは違った開けた視界、そして渋滞のない未来の世界。待ち遠しいなと肌で感じました」
担当者は、実証実験から得られた課題をクリアし、実際の空飛ぶクルマを使った飛行を来年度中に実施したいとしています。
