15段の「ジャンボひな壇」 一関のエスピアでひなまつり

ジャンボひな壇を背に合唱を披露する園児

 一関市千厩町の千厩ショッピングモールエスピアで、桃の節句ひなまつりが開かれている。地域から寄せられた361体を並べた15段の「ジャンボひな壇」を展示し、春の雰囲気を一足早く届けている。

 市内などの家庭で眠っていた人形を、高さ3メートルほどのひな壇に並べた。2体の三人官女や3体の五人ばやしなど、年月と家族の思い出を感じさせる人形は、日の目を見たことでどこかうれしそう。11日から商店街で開催される、せんまやひなまつりの案内所も併設し、ともに盛り上げる。

 4月3日まで、入場無料。

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