公用車ドラレコ映像を迅速に提供 市と警察署が協定締結/千葉県佐倉市

公用車ドラレコ映像を迅速に提供 市と警察署が協定締結/千葉県佐倉市

 事件や事故の早期解決に繋げようと、千葉県佐倉市では2月13日、公用車のドライブレコーダーの映像を警察に迅速に提供するための協定が結ばれました。

 佐倉市役所で行われた締結式では西田三十五市長と佐倉警察署の布留川松範署長が協定書を取り交わしました。

 佐倉市によりますと、ドライブレコーダーは現在93台の公用車に搭載されていて、この協定により佐倉警察署から依頼があった場合、佐倉市は映像データをこれまでより迅速に警察に提供でき、事件事故の早期解決に繋がることが期待されます。

 公用車のリアガラスには13日から見守り活動中の文字が掲示されるようになり、西田市長は「警察署と一丸となり安心安全なまちづくりに取り組んでいく」と述べました。

 佐倉警察署によりますと、管内で2023年に発生した人身事故は563件と2022年より増えていて、一方刑法犯の認知件数も1417件と2022年に比べ200件余り増えているということです。

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