車検が切れた車で約1年8か月に渡って通勤 消防副士長を減給の懲戒処分 「うっかりしていた」 愛知・愛西市

約1年8か月の間、車検が切れた状態の車を通勤で使っていたとして、愛知県愛西市の消防副士長が13日付けで減給の懲戒処分となりました。

愛西市によりますと、愛西市消防本部の30代の消防副士長の男性は、約1年8か月に渡って車検が切れた状態で、通勤のために自家用車を運転していたとして2023年10月に罰金の刑事処分を受けました。

市の聞き取りに対し男性消防士は「うっかりしていた」と話しているということです。

職場で別の職員が車検シールの位置に違和感を感じ確認したところ、車検切れが発覚し警察に報告したということです。愛西市は2月13日付けで、1か月間・減給10分の1の懲戒処分としました。

愛西市の加藤義久消防長は「今回の事件により、市民の皆様の信頼を裏切ることになりまして、心からお詫び申し上げます。今後は、職員一丸となり、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

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