名古屋市教育委員会の金品受け取り問題 愛知県の県立高校・特別支援学校は過去15年間「金品の授受はない」公立小中学校の確認急ぐ

名古屋市教育委員会が、教員団体から金品を受け取っていた問題。愛知県の大村知事は、同様の事案が他にないか確認する考えを示しました。

(愛知県・大村秀章知事)
「名古屋市教育委員会も認めているので、衝撃・驚愕することと受け止める。あってはならないこと」

教員の人事を担当する、名古屋市教育委員会の教職員課は「校長会」など少なくとも40の教員団体から、毎年校長に推薦する教員名簿とともに金品を受け取っていました。

この問題の発覚をうけ、愛知県の大村知事は13日の会見で、県の教育委員会から県立高校と特別支援学校については、少なくとも過去15年間「金品の授受はない」との報告を受けたことを明らかにしました。

そのうえで、名古屋市をのぞく愛知県内の公立の小中学校について、同様の事案がなかったかどうか各市町村の教育委員会に問い合わせするなどして至急、確認する考えを示しました。

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