住宅被害6万5581戸 能登半島地震5345戸増

被災した建物から荷物を運び出すボランティアスタッフ=11日午前10時45分、輪島市河井町

 石川県の13日午後2時までの集計によると、能登半島地震による県内の住宅被害は9日の前回公表時より5345戸増え、6万5581戸となった。市町別では七尾市1万3350戸、珠洲市1万607戸、輪島市8152戸、志賀町5621戸など。

 県内の死者は241人で前回から変更はなかった。負傷者は志賀町で軽傷が2人増え、計1184人。安否不明者は輪島市9人、珠洲市2人の計11人。

 断水は前回から3100戸減り、7市町で3万1700戸となった。12市町259カ所に開設した1次避難所に6934人が身を寄せた。1.5次避難所には187人、旅館やホテルなどの2次避難所には5227人が入った。

© 株式会社北國新聞社