石川県の災害ボランティア事前登録者数が13日、約2万5千人となった。内訳は県内5500人、県外1万9500人。
県災害対策本部員会議で報告された。登録は県の特設サイトで受け付けており、特に県外からの登録が急拡大している。
一方で、被災地で実際に活動しているのは1日当たり約250人。家主が避難するなどして連絡が取れず、ニーズが把握できない現状がある。
被害の大きい輪島市では10日から活動が始まったが、金沢からバスで日帰りのため、初日の活動時間は1日2時間半程度に限られた。断水の影響で現地にボランティアの宿泊場所を確保するのが難しく、1日の大半を移動に費やさざるを得ない現状がある。被災地入りしたボランティアからは「もっと働かせてほしい」との声も。輪島市災害たすけあいセンターは、現在、県と宿泊場所の調整を急いでいるという。