能登半島地震の復旧支援などを行った中国地方整備局の緊急災害対策派遣隊=TEC-FORCE(テックフォース)が13日、活動報告を行いました。
道路や河川など土木が専門のTEC‐FORCEの隊員は、1月5日からあわせて203人が派遣されました。
報告会では、中崎剛 局長が「過酷な状況の中、懸命な支援、お疲れさまでした」とねぎらいました。
志賀町で水道復旧にあたった隊員は「全戸断水した8800戸のうちおよそ2000戸がまだ復旧していない」と厳しい現状を説明しました。
また道路担当の隊員は早期の通行正常化の必要性を強調しました。
TEC-FORCE 道路班 庄司彰 建設専門官
「道路の事情がよくなると、バスを連ねてもっとボランティアが入れると感じている」
報告会では住民から感謝の思いがつづられた手紙が届けられたことも披露されました。
TEC-FORCEは、交替で部隊が派遣され、現地での活動が続けられているということです。