東京マーケット・サマリー(13日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 149.58/149.61 1.0769/1.0773 161.12/161.13

NY午後5時 149.34/149.35 1.0771/1.0775 160.88/160.90

午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べて小幅ドル高/円安の149円半ばで推移している。米10年債利回りが2カ月ぶりの高水準で推移する中、日経平均が1000円超上昇して34年ぶり高値を再び更新したことで、海外勢が為替差損回避に向けた円売りに動くとの思惑もドルの上昇を後押しした。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 37963.97 +1,066.55 37248.36 37,184.10─38,010.69

TOPIX 2612.03 +54.15 2579.33 2,577.23─2,613.94

プライム市場指数 1344.26 +27.92 1326.87 1,326.46─1,345.21

スタンダード市場指数 1237.36 +11.76 1232.33 1,228.93─1,237.66

グロース市場指数 906.91 +11.87 900.36 898.07─909.23

グロース250指数 720.48 +10.96 714.13 712.19─722.52

東証出来高(万株) 214573 東証売買代金(億円) 59628.11

東京株式市場で日経平均は大幅に3日続伸し、前営業日比1066円55銭高の3万7963円97銭で取引を終えた。バブル崩壊が始まった1990年1月以来、約34年ぶりに節目の3万8000円台に乗せる場面もあった。指数寄与度の大きいハイテク銘柄や主力株が堅調で、指数を押し上げた。

プライム市場の騰落数は、値上がり1274銘柄(76%)に対し、値下がりが353銘柄(21%)、変わらずが30銘柄(1%)だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.005

ユーロ円金先(24年3月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.005%になった。前営業日(マイナス0.005%)から横ばい。「市場参加者の資金調達意欲が強く、レートも高止まりでの推移が続きそうだ」(国内金融機関)という。

<円債市場>

国債先物・24年3月限 146.31 (+0.01)

安値─高値 146.19─146.40

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.725% (+0.005)

安値─高値 0.720─0.720%

国債先物中心限月3月限は前営業日比1銭高の146円31銭と小反発して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.725%。今晩発表される米消費者物価指数(CPI)を控えて模様眺めムードが広がり、全体的に動意薄だった。

<スワップ市場・気配>

2年物 0.36─0.26

3年物 0.46─0.36

4年物 0.55─0.45

5年物 0.63─0.53

7年物 0.80─0.70

10年物 1.02─0.92

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