売春の場所提供による収益を含む現金を受け取ったとして、男女2人が警察に逮捕されました。
組織的犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、広島市南区松原町に住む会社員の男(44)と中区大手町に住む会社役員の女(45)の2人です。
警察によりますと、2人は去年9月、中区宝町の会社で、犯罪収益を含んだ現金であることを知りながら、2回に分けて計25万3626円を受け取った疑いが持たれています。
現金は、広島市内のソープランドが、売春を行う場所を提供して得た収益が含まれていたとみられています。
調べに対して男は「お金を受け取っていません」、女は「受け取った事実はあるが、犯罪収益だとは思わなかった」と供述し、それぞれ容疑を否認しているということです。
現金の受け取りが行われた会社は、女が経営する会社で、当時、男は社員だったということです。
警察は去年11月、女性従業員に売春を行う場所を提供したとして、ソープランドの店長の男ら2人を売春防止法違反の疑いで逮捕し、関係先の捜査を続けていました。