封筒の中に別人の証明書も 島根県のふるさと納税で誤送付

去年、島根県が、ふるさと納税で所得税などの軽減を受けるのに必要な受領証明書を郵送した際、誤って別人の証明書も同封して送っていたことが分かりました。

誤まっていたのは去年11月6日に県が発送した15件の内の1件で、1つの封筒に2人分の証明書が入っていたということです。

2月2日、「申告のため封筒を開けところ別人の証明書も入っていた」と県に連絡があり発覚しました。

証明書には寄付者の氏名や住所、寄付金額などが書かれていました。

県は直ちに双方に謝罪して、新たな証明書を発送しました。
個人情報のそれ以上の漏洩や、申告上の損失はないとしています。

発送作業では証明書や礼状などを1件ごとにまとめ、複数の職員で確認していたものの、1人での封入作業中に誤りが生じ、封筒が余ったことにも気付かなかったと見られるということです。

県は今後、全ての段階で複数による確認を徹底するとしています。

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