かごしま県民交流センターの新愛称は「カクイックス交流センター」に 県と年間880万円でネーミングライツ契約

「カクイックス交流センター」と書かれたパネルを手にするカクイックスの岩元文雄社長(左)と塩田康一知事=13日、県庁

 病院・福祉施設に寝具などを供給するカクイックス(鹿児島市)と鹿児島県は13日、かごしま県民交流センター(同)の命名権(ネーミングライツ)契約を結んだ。愛称は「カクイックス交流センター」。使用期間は4月1日から2029年3月末までの5年間。

 命名権料は年880万円で、施設の運営費などに充てる。

 県庁であった締結式で、同社の岩元文雄社長(59)は、県介護実習・普及センターと組んだイベント「快護生活フェス!」をセンターで毎年開いてきたとし、「創立60年目を迎え、自社の事業内容を発信したいと考えていた。広く県民に愛され、早く定着することを願う」と話した。愛称発表に合わせ、前身の「カクイわた」の看板をモチーフにしたロゴマークも披露した。

「カクイわた」の看板をモチーフにし、快適な空間になるよう願いを込め作られた「カクイックス交流センター」のロゴマーク=13日、県庁

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