女子トイレにカメラ設置し盗撮したP1哨戒機の搭乗員、停職3カ月に 海上自衛隊鹿屋航空基地

 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)は13日、公務外で複数の女性を盗撮したとして、第1航空隊の男性1等海尉(34)を停職3カ月の懲戒処分にした。

 広報室によると、海尉は昨年6月下旬、県内の飲食店の女子トイレに侵入してカメラを設置し、複数の女性を盗撮した。同年9月、県警に建造物侵入と県不安防止条例違反(卑わいな行為)の疑いで逮捕されて発覚。鹿屋簡裁が罰金50万円の略式命令を出した。

 海尉はP1哨戒機の搭乗員だった。「事件を起こしたことを大変申し訳なく思っている」と謝罪しているという。同隊司令の林和昭1等海佐は「大変重く受け止めている。隊員の服務指導と身上把握を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。

海上自衛隊鹿屋航空基地

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