前倒しでサラゴサ獲得のバイエルン、当初のターゲットはムドリクか…チェルシーが放出拒否

バイエルンが狙ったというムドリク[写真:Getty Images]

バイエルンがチェルシーのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク(23)の獲得を検討していたようだ。イギリス『Caught Offside』が伝えた。

ドイツ代表FWセルジュ・ニャブリとフランス代表FWキングスレイ・コマンの負傷により、サイドアタッカー補強の必要性に迫られていたバイエルン。冬の移籍市場では、夏に本格加入の予定だったスペイン代表MFブライアン・サラゴサを前倒しで獲得し、その穴を埋めた。

しかし、バイエルンの当初のターゲットはムドリクだったとのこと。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バイエルンはムドリクが獲得可能かどうかチェルシーに電話で連絡を取り、即座に放出を拒否されていたという。

電話での話し合いは数時間ほど続いたというが、チェルシーが交渉に応じる気配はなく、その後サラゴサとの契約へ舵を切った模様だ。

快足ウインガーのムドリクは、昨年1月にシャフタールから8850万ポンド(約167億6000万円)の移籍金でロンドン入り。プレミアリーグではまだ大金に見合うだけの活躍を見せられていないが、チェルシーはいかなるオファーにも応じるつもりがなかったとのことだ。

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