マハティール氏が入院 マレーシア元首相

マレーシアのマハティール元首相

 【クアラルンプール共同】マレーシアの地元メディアは13日、マハティール元首相(98)が1月26日から国立の病院に入院していたと報じた。マハティール氏の側近によると、感染症の治療で入院したが、容体は安定しているという。

 マハティール氏はこの日、自らの出自を巡りザヒド副首相を名誉毀損で訴えていた裁判で出廷する予定だった。入院で出廷が困難なため、弁護士が日程の延期を求めていた。

 マハティール氏は心臓に持病があり、2021年、22年に入退院を繰り返していた。

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