レバークーゼン相手に惨敗で采配批判のトゥヘル監督、序列に疑問符のデ・リフトが退団へ向かう可能性

首位攻防戦で出番をもらえなかったデ・リフト[写真:Getty Images]

レバークーゼンに惨敗したバイエルン。トーマス・トゥヘル監督の采配が大きく炎上しているが、オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)の去就にも影響がありそうだ。

バイエルンは10日、ブンデスリーガ第21節でレバークーゼンと対戦。無敗で首位を走るレバークーゼンとの試合は、勝てば逆転で首位に立てる状況だった。

しかし、試合は散々なものに。開始18分に失点すると、後半も立ち上がりと終了間際に失点し、3-0で完敗を喫してしまった。

敗れたことも去ることながら、トゥヘル監督の采配が批判の的に。この試合では、5試合連続で先発出場していたデ・リフトをベンチに置く采配を見せたが、守備が崩壊してしまった。

3バックを採用したトゥヘル監督だったが、ケガから復帰したフランス代表DFダヨ・ウパメカノ、アジアカップから復帰した韓国代表DFキム・ミンジェ、そして今冬加入したイングランド代表DFエリック・ダイアーを並べることを選択していた。

ドイツ『ビルト』は、この件を受け「トゥヘルが次のスターを怒らせる」とし、不遇の扱いを受ける状況が続くのであれば、デ・リフトが退団を考えると報道。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルなどから関心があるとされており、トゥヘル監督の振る舞い1つで大きく変わることになりそうだ。

なお、バイエルンは2012-13シーズンからブンデスリーガを11連覇中。ついにその歴史がストップすることになるだろうか。

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