インテルのインザーギ監督に処分の可能性…ベンチ入り禁止のローマ戦で違反行為の疑い

処分の可能性取りざたされるインザーギ監督[写真:Getty Images]

インテルのシモーネ・インザーギ監督が、ベンチ入り禁止処分を科されていた先日のローマ戦での違反行為によって何らかの処分を科される可能性が出てきた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

インテルは10日にスタディオ・オリンピコで行われたセリエA第24節のローマ戦を4-2で勝利した。なお、同試合ではインザーギ監督がベンチ入り禁止を科されており、アシスタントコーチのマッシミリアーノ・ファリス氏が代役を務めていた。

イタリアサッカー連盟(FIGC)のルールにおいて、ベンチ入り禁止処分を科された指揮官はピッチサイド、ドレッシングルームへの入場が禁止されている上、スマートフォンなどを用いた電子機器を使用したチームへの直接的な指示が禁止されている。

しかし、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、インザーギ監督は同試合のハーフタイムにスマートフォンでドレッシングルームの選手たちと連絡を取り、戦術的な指示やモチベーションを高めるためのメッセージを伝えていたとのことだ。

そして、試合後にイタリア『DAZN』のインタビューに応じたイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニは、指揮官の当該行為を認めてしまっていたが、ファリス氏がその数分後にこれを否定する一幕があった。

この疑惑を受け、FIGCはこの一件への調査を行う模様で、今後数日以内にインザーギ監督とバストーニの双方に事情聴取を行うようだ。

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