大一番完敗でトゥヘル監督に批判集中も…バイエルンSDは信頼強調「彼は仕事に疑問を抱いていない」

批判を浴びているトーマス・トゥヘル監督[写真:Getty Images]

バイエルンのスポーツ・ディレクター(SD)であるクリストフ・フロイント氏は、トーマス・トゥヘル監督の下でチームが巻き返すことを期待している。

ブンデスリーガでし烈なトップ争いを続けている現在2位のバイエルン。しかし、11日に行われたブンデスリーガ第21節、首位レバークーゼンとの直接対決では0-3の完敗を喫し、その差は5ポイントにまで広がった。

ブンデスリーガ11連覇中のバイエルンにとってこの敗北は大きく、試合後には戦術的にミスがあったとしてトゥヘル監督へ対する批判も激化。現在フリーのジョゼ・モウリーニョ監督がバイエルン指揮官就任に意欲を見せているといった報道がされるなど、クラブは喧噪に包まれている。

しかし、フロイントSDのトゥヘル監督に対する信頼は揺るがず。14日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのラツィオ戦を前に、トゥヘル監督であればレバークーゼン戦からの改善を示せると期待を寄せている。

「次の試合を楽しみにしている。我々にとって重要な試合だからね。トーマス・トゥヘル監督のチームは違った姿を見せてくれるだろう」

「我々はバイエルンであり、成功するためここにいる。CLにおいても我々は間違いなく優勝候補だ。ただ、ラツィオに失うものは何もなく、持てるすべてを捧げるだろう」

「トゥヘルは自分の仕事に疑問を抱いていない。彼は非常に野心的な人物で、解決策を考えているだろう。いつだってチームに多くを与えているんだ。エネルギー、経験が豊富で、正しい道へと導く姿勢も備えている」

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