代理人に続き…E・フェルナンデス本人もチェルシー残留を強調「離れたくはない」

チェルシーに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが、退団は検討していないことを強調した。13日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

現在23歳のE・フェルナンデスはFIFAワールドカップカタール2022で36年ぶり3度目となるアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会最優秀若手選手賞に選出。この活躍もあって、2023年1月にベンフィカからチェルシーに完全移籍で加入した。移籍金が当時の英国史上最高額の1億2100万ユーロ(約195億円)だったことに加え、2031年6月30日までとなる8年半契約を締結したことも話題を呼んだ。

加入後、チェルシーの中心選手としてプレーしているE・フェルナンデスだが、チームの成績が低迷していることから、チェルシーからの退団を望んでいることが一部で報道。しかし、これを受け、E・フェルナンデスの代理人を務めるウリエル・ペレス氏が「選手に退団するつもりはない」と残留を明言する事態となっていた。

そんななか、12日に行われたプレミアリーグ第24節のクリスタル・パレス戦でゴールを決めて3-1での勝利に貢献したE・フェルナンデスは、大手メディア『ESPN』のインタビューに応じ、「チェルシーを離れたくはない」と代理人に続いて、退団を検討していないことを改めて強調した。

「ここに来た初日から、チームメイトやコーチングスタッフととても良い関係を築いてきた。クラブの人々はとてもよく扱ってくれていて、僕はそれをとても嬉しく思っている。彼らが(退団を)望むまで、僕はここにとどまるよ」

「その噂がどこから来たのかはわからない。それらはソーシャルネットワークで現れたんだと思う。僕はそれらを否定するためにここに来た」

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