トッテナムに再合流し、チームを改めて引っ張るFWソン・フンミンだが、アジアカップ中の韓国代表で右手の指を脱臼したようだ。
64年ぶりのアジアカップ制覇を狙った韓国だが、準決勝のヨルダン代表戦に敗れ、悲願ならず。イギリス『サン』によると、韓国の主将ソン・フンミンはその試合の前夜、パリ・サンジェルマン(PSG)MFイ・ガンインら若手メンバーと夕食の席で揉めたという。
絆を深める機会として夕食の場を大事にする31歳FWだが、若手メンバーがさっさと食事を済ませて卓球に。ソン・フンミンはイ・ガンインを含む若手衆に戻るよう指示したが、言葉の応酬から口論となり、場をなだめようとした過程で手の指を痛めた模様だ。
関係者はその当時について「ほんの数秒のうちに、騒動は食事会場にまで飛び火し、選手たちは引き離されていった。ソンはみんなをなだめようとして指に大ケガをしてしまったんだ」などと振り返っている。
そんなソン・フンミンはヨルダン戦に右手の人さし指と中指をテーピングして出場。前夜が影響してか、韓国は躍進ヨルダン相手に内容も振るわず、0-2で敗戦した。
なお、トッテナムに戻ってから、10日に行われたプレミアリーグ第24節のブライトン＆ホーブ・アルビオン戦で復帰したが、右手の指にテーピングをしたままだった。
