存在感を示せないスミス・ロウ…アーセナルは夏の売却も視野に?

アーセナルで序列を上げられていないMFエミール・スミス・ロウ[写真:Getty Images]

アーセナルは今夏の移籍市場でイングランド代表MFエミール・スミス・ロウ(23)を売却する可能性があるようだ。

アーセナルのアカデミー出身であり、背番号を「10」に変更した2021-22シーズンはプレミアリーグで二桁ゴールの活躍を見せたスミス・ロウ。しかし、以降は鼠径部の負傷もあって大きく序列を落とし、今シーズンは公式戦14試合に出場するもプレミアリーグでの先発はわずか2試合にとどまっている。

今冬の移籍市場ではウェストハムから関心がありながら、アーセナルでのスタメン争いに意欲を燃やし残留を決断。しかし、移籍市場が閉まってからのプレミアリーグ2試合はいずれも出場がなく、状況は変わっていない。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、このまま序列が変わらなければアーセナルは夏の売却を視野に入れる模様。クラブは今夏の移籍市場でも大型補強を目指しているが、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触を避けるため高額な移籍金が見込めそうなスミス・ロウが売却候補となるようだ。

ここまで中々真価を発揮できずにいるスミス・ロウだが、ファンからの期待は依然として高く、残るシーズンで存在感を示せるかが注目されている。

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