15日ペア割、3月11日は中華そば311円 宮古の大久保、能登募金も

ペア割や中華そば311円の企画を行う大久保秀司代表(右)と妻の久枝さん

 宮古市崎鍬ケ崎の野菜たっぷりタンメンの店大久保(大久保秀司代表)は15日、バレンタインデーに合わせてラーメンのペア割を行う。3月11日には前年に続いて中華そばを311円で提供し、売り上げを能登半島地震被災地に寄付する。

 ペア割は2人一組で来店し、1人がミニ中華そばを除く麺類を1杯注文すると2人目は中華そば(700円)が1杯無料になる。中学生以上が対象で男女に限らず家族や友人同士でも可能だ。中華そばは東日本大震災後に店を再開した際、唯一提供できたメニュー。発生日の3月11日に合わせた企画は今回で4回目になる。ともに昼営業のみ。

 能登支援のため店内には募金箱も設置しており、同店の大久保久枝さん(56)は「能登半島地震は震災を思い起こさせた。手を差し伸べたいのに何もできないもどかしさがある。今できる募金活動にご協力をお願いしたい」と語る。

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