2月14日、大井競馬場で行われたダート三冠競走の前哨戦、交流G3・雲取賞（3歳・ダ1800m）は、JRAのブルーサンが逃げ切りを決めて交流重賞初制覇を飾った。断然の1番人気イーグルノワールは4着敗退。
雲取賞勝利ジョッキーコメント
1着 ブルーサン
「前走強い競馬をしてくれて、さらにできもあがっていましたので、大井1800m でもチャンスがあると思っていました。物見する面がある馬で、今日は少し馬がそわそわしていていたので、端に行く馬ですのでそのあたりに気を付けていました。今日は最後までしっかり走り切ってくれて強かったと思います。前走あたりから自分のリズムで走れるようになって、 終まいもしっかりしている馬だと思います。 道中は、早いように見えて馬のペースで行けてますので、そのあたりが強い要因だと思います。ダート三冠も始まり、羽田盃と同じコースで走れたというのは強みになると思いますし、大井競馬場で1度走れたので、この馬も帰ってきたと思って頑張って走ってくれると思います。基本的にはまじめに走る馬ですので、楽しみです。僕自身、大井競馬場で久しぶりに勝つことができてとても気持ちよかったです。本番に向けてしっかりと馬をつくっていきたいと思いますので応援よろしくお願いします」
「もちろん羽田盃です」
川村禎彦調教師
「状態は一番良くて、思ったような調教ができました。最終追い切りに騎乗した騎手が良いと言っており、今回は自信を持って送り出せていたのでホッとしました。これからのブルーサンの成長を楽しみにしています。（次走の予定は）もちろん羽田盃です」
レース結果、詳細下記のとおり。
2月14日、大井競馬場で行われた11R・雲取賞（3歳・ダ1800m）は、和田竜二騎乗の3番人気、ブルーサン（牡3・栗東・川村禎彦）が逃げ切りを決めた。2着に2番人気アマンテビアンコ（牡3・美浦・宮田敬介）、3着に6番人気の大井所属サントノーレ（牡3・大井・荒山勝徳）が入った。勝ちタイムは1:55.2（良）。
断然の1番人気に支持されたイーグルノワール（牡3・栗東・音無秀孝）は、4着敗退。
断然人気イーグルノワールは4着敗退
和田竜二騎乗の3番人気、JRAのブルーサンが交流重賞初制覇を飾った。レースではスタートから先手を取った同馬が主導権を握る展開に。直線でも最後まで脚色衰えなかったブルーサンが力強く押し切った。 2番手を追走した断然人気のイーグルノワールは逃げ馬をマークするように進出したが、直線では手応え劣勢で後退4着に敗れた。また、ルメール騎乗のアマンテビアンコはスタートで躓くアクシデントがあったが、内から伸びてきて2着に押し上げた。
ブルーサン 9戦3勝
（牡3・栗東・川村禎彦）
父：モーニン
母：グッドレインボー
母父：ステイゴールド
馬主：石瀬浩三
生産者：小泉牧場
【全着順】
1着 ブルーサン 和田竜二
2着 アマンテビアンコ C.ルメール
3着 サントノーレ 服部茂史
4着 イーグルノワール 松山弘平
5着 フロインフォッサル 本田正重
6着 ウルトラノホシ 石川倭
7着 ギガース 森泰斗
8着 ライゾマティックス 矢野貴之
9着 マイケルマキシマス 町田直希
10着 ピコニ 御神本訓史
11着 ローリエフレイバー 野畑凌
12着 ボクノオクリモノ 谷内貫太
13着 クルマトラサン 張田昴
14着 イモノソーダワリデ 鷹見陸
15着 マオノアンコール 山本聡紀
競走中止 トーセンヴィオラ 本橋孝太
