「工事代金200万円が未払い」 恐喝未遂の疑いで暴力団組長ら4人を逮捕

工事代金が未払いと因縁をつけ、自営業の男性(40代)から金銭を脅し取ろうとしたとして、広島市の暴力団の組長ら4人が逮捕されました。

「恐喝未遂」の疑いで逮捕されたのは、広島市中区の指定暴力団六代目共政会田中組組長の男(51)と安芸高田市の無職の男(63)、山口県岩国市の無職の男(76)、広島市南区のペルー国籍の自営業の男(37)です。警察によると去年12月、4人は共謀して自営業の男性(40代)が経営する廿日市市内の会社で「工事代金200万円が未払いになっている」などと因縁をつけて金銭を脅し取ろうとした疑いです。被害者が警察に届け出たため、未遂に終わったということです。警察は認否について、捜査に支障が出るとして公表していません。被害にあった男性は去年9月から約2か月間、ペルー国籍の男と同じ工事現場で働いており、代金を支払う元請けの立場だったということです。一方、ほかの3人とは面識がなかったということで警察は容疑者との関係性や事件の経緯を詳しく調べています。(2024年2月14日)

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