「SBは一番大事なポジション」元日本代表DF名良橋晃が現代サッカーを語る! 自身が今、現役だったら?「できるか不安。それくらい複雑」

鹿島アントラーズは2月14日、公式YouTubeチャンネルを更新。「【LIXIL】鹿島アントラーズ The Session Season4 OB編~Part2 」の未公開編を公開し、そのなかで元日本代表DFの名良橋晃氏が、現代サッカーについて語った。

52歳の名良橋氏は現役時代、ベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)や鹿島でプレー。日本代表でも活躍し、1998年のフランス・ワールドカップに出場。豊富なスタミナを活かした激しい上下動や鋭いクロスが魅力の右SBだった。

自身を「プレー強度しかない。常にオーバーラップ。ひたすらサイドをガーッと走って」と振り返る名良橋氏は、現代サッカーをこう分析する。

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「戦術に特化していると思う。上手い選手も揃っている。後ろから簡単には(ボールを)蹴らない。キーパーから、しっかりビルドアップして前に持って行きましょう、と。

戦術もあるし、プレー強度も、すごく大事にしている印象はある。だから今、もし現役でやっていたら、無理じゃないかな...」

さらに「サイドバックも今は一番大事なポジションになってきている」とし、現在のSBに求められるインサイドでの攻撃を自身はしなかっただけに、「だから、もし現役だったら、できるか不安。それくらい複雑」と語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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