札幌市の気温10.8℃に 2月中旬としては観測史上最高…2日連続で“4月並み”の暖かさ続く 支笏湖の「氷濤まつり」は氷像が崩れ中止に

北海道は2月13日に引き続き4月並みの暖かさに。札幌では2月中旬としては観測史上最も高い10.8度を観測。支笏湖では開催中だった「氷濤まつり」が、氷像が崩れたため中止となりました。2月13日に引き続き、2月14日も4月並みの暖かさになった道内。札幌では最高気温10.8度を観測。2月中旬としては観測史上最も高い気温です。

札幌では最高気温10.8度を観測

また2日連続の10度超えは2月では初めてです。「さきほど電車から降りて、これは暑いと思って脱ぎました」(札幌市民)「路面は滑らないので歩きやすかったです」(札幌市民)札幌中心部の目抜き通りでは雪はほとんどなくなっています。しかし、少し離れると…。「この辺りは中心部に比べロードヒーティングがないため、歩道に雪が残っています。非常にグシャグシャで歩きにくいです」除排雪が進んでいない地域では路面状況が悪化。水たまりができデコボコ道となりました。

暖気でデコボコ道に

氷を割って車が通りやすくする人の姿も。「段差がすごくなってて車が壊れるというか危ないんで割ってます。例年はここは雪で固まっている状態ですから、こんなことってないです」また、開催中だった「千歳・支笏湖氷濤まつり」では氷像が崩れ骨組みがむき出しに。2月25日まで開催予定でしたが実行委員会は来場者の安全確保が不可能と判断し、2月14日で中止しました。

「千歳・支笏湖氷濤まつり」中止に

「新琴似の住宅街です。大型トラックが次々とやって来ています。週末の大雪と暖気の影響で排雪作業が急ピッチで進められています」路面状況の悪化に伴い、「パートナーシップ排雪」が急ピッチで進められています。路面が平らに整備され道幅も広げられています。「ちょっと暖かくなるとグチャグチャになって車が通れなくなる。子どもの通行にも危険がなくなっていいこと」(付近の住民)

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