大阪の銭湯で育ったヒロイン・スズ子が昭和の大スターとして成長するまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。２月１４日放送の第９４回では、スズ子が幼馴染・タイ子と再会し、タイ子の変貌ぶりがＳＮＳ上で話題となった。
靴磨きの少年の家にて、とある女性を見て驚くスズ子（趣里）(C)NHK
ある記事をきっかけに、有楽町界隈を取り仕切るおミネ（田中麗奈）に怒鳴り込まれたスズ子（趣里）は、「夜の女たちを見下している」という誤解を解くため有楽町を訪れる。腹を割って話をし、互いの事情や辛い過去を知ることで理解し合えたスズ子たち。
その帰り道、スズ子は顔見知りの少年・達彦（蒼昴）と遭遇する。ケガをした達彦を家まで送り届けたスズ子は、達彦の母が幼馴染のタイ子（藤間爽子）であることに気づく。親友との再会に喜ぶが、タイ子はスズ子に対し敵意をむき出しにするのだった。
芸者時代に知り合った相手と結婚し上京したタイ子と、スズ子が再会した今回の放送。スズ子の大阪時代からの幼馴染であるタイ子だが、「どなたさんでしょう？」「お願いやから放っておいて」とスズ子を追い払うシーンが描かれた。
幼い頃からスズ子の良き理解者として寄り添っていたタイ子だけに、ＳＮＳでは「ほんとに何があったんだろうか」「タイ子ちゃん旦那さん戦争で亡くしたのかな･･･」「この再会は辛いな」など、タイ子を案ずる声が相次いでいた。
放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＮＨＫ ＢＳ・プレミアム４Ｋでは朝７時半からスタート。２月１５日放送の第９５回では、達彦からタイ子の事情を聞いたスズ子がおミネに相談をする。
文／つちだ四郎
