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【パリ共同】2012年のフランス大統領選で選挙法違反罪に問われたサルコジ元大統領に対する控訴審公判で、パリの裁判所は14日、禁錮1年の判決を言い渡した。うち6月は執行が猶予され、残り6月が実刑となる。地元メディアが伝えた。無罪を主張する被告の弁護士は最高裁に当たる破棄院に上訴したと明らかにした。
サルコジ被告の陣営が法定上限を超過して選挙活動費を支出したことなどが問われていた。被告は法廷で判決を聴き、記者らに何も語らず裁判所を出た。一審判決は執行猶予なしの禁錮1年の実刑だった。禁錮刑は自宅での電子監視措置による執行が認められる。
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