米ウーバー、初の自社株買い70億ドル実施へ

[14日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは14日、70億ドル相当の自社株買いを実施すると発表した。2023年通期の業績が19年の上場以来初めて黒字を達成したことを受け、初の実施となる。

自社株買いの発表を受け、ウーバーの株価は約12%急伸し、最高値を更新した。上昇を維持できれば、時価総額は1500億ドルを超える勢い。

7日に発表した23年通期の純損益は18億9000万ドルの黒字だった。同年第4・四半期は売上高が前年同期比15%増の99億ドル、受注総額が22%増の376億ドルと、いずれも市場予想を超えた。

ウーバーのマヘンドラ・ラジャ最高財務責任者(CFO)は「初の自社株買い承認は当社の力強い財務モメンタムに対する信任投票」と述べた。

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