中部の春節商戦活況 百貨店や観光地 訪日客が急増 免税店売り上げコロナ前超えも

名古屋三越栄店は春節向けの施策として「日本酒と酒器で楽しむ東海地方」を初めて開催した

 中国で春節(旧正月)に伴う大型連休が10日から始まった。17日までの期間中、中部地方の観光地や名古屋市内の繁華街には、中華圏からのインバウンド(訪日客)が大勢訪れている。新型コロナウイルスの5類移行後、初めてとなる「春節商戦」。コロナ禍前のような「爆買い」の声は少ないが、円安効果も重なり、依然高い購買力で中部経済圏を潤しているようだ。

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