「なぜかは分からないが…」バイエルン指揮官トゥヘル、CLラツィオ戦敗北に不満と怒り。屈辱の枠内シュート0「それじゃダメだ」

バイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督が、ショッキングな敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

現地時間2月14日にチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16第1レグが開催され、バイエルンは鎌田大地が所属するラツィオと敵地で対戦。エースのハリー・ケインらがチャンスを迎えるもモノにできずにいると、69分にPKで失点し、そのまま0-1で敗れた。

トゥヘル監督は試合後に「もちろん、我々は敗戦に不満と怒りを感じている。なぜかは分からないが、ハーフタイムに筋書きを失ってしまった。前半は良かった」と発言。後半の出来の悪さを問題視した。

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「得点に繋がる絶好のチャンスが1回、普通のチャンスが2回あった。でも結局、枠内へのシュートはゼロだ。それでは得点もできない。ハーフタイム明け、本当はもう少し勇敢になりたかった。しかし、逆に後手に回ってしまった。後半に我々は2連続でボールロストし、完全にリズムを失った。得点のチャンス創出も、それらを活かすことも難しくなった」

舞台をホームに移しての第2レグは少し間が空き、3月5日に開催。指揮官は「まだセカンドレグがある。前に進み続ける」と逆転を誓った。そのためにもまずは、4日後に迫るボーフム戦で勝ち、およそ4年ぶりの連敗を止めたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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