「フラストレーションと怒り」公式戦連敗のバイエルン、トゥヘル監督は敗戦に不満も強気の姿勢「ラツィオが勝ったわけではない」

敗れたバイエルンのトゥヘル監督[写真:Getty Images]

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、ラツィオ戦の敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

14日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでバイエルンはラツィオとアウェイで対戦した。

ブンデスリーガではレバークーゼンとの首位攻防戦で完敗。失意の中臨んだこの一戦だったが、押し込んでいく中でチャンスを生かせない時間が続いていく。

徐々にラツィオのペースになっていったが、それでもバイエルンは良いプレーを見せていく。ゴールこそなかったが、後半も押し込む展開となるも、ラツィオはPKを獲得。これを決められた上に、ファウルのダヨ・ウパメカノが一発退場。そんまま1-0で敗れた。

公式戦連敗となったバイエルン。トゥヘル監督は悔しさを露わにし、決定機を生かせないことを悔やむと共に、負けたわけではないとコメント。2ndレグで巻き返すと誓った。

「もちろん、我々は敗北にフラストレーションと怒りを感じている。理由は分からないが、ハーフタイムでプランを失った。我々は試合に負け、ラツィオが勝ったわけではない」

「良い前半だった。ゴールを決める絶好のチャンスが1つあり、通常のチャンスが2つあった。ただ、結局枠内シュートはなく、つまりゴールすることすらできなかったということだ」

「ハーフタイムの後、本当はもう少し勇気を出していきたいと思っていた。ただ、その逆になった。追いかけるために全力を尽くした」

「ハーフタイム明けから2度連続でボールを奪われ、完全にリズムを崩してしまった。チャンスを作り、生かすことはなかなか難しかった」

「ただ、2ndレグがまだ残っている。やり続けるだけだ」

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