橋がひっくり返り7人が宙づりに! スタッフの注意を無視して揺らす―中国

中国・河南省洛陽市の観光地で13日、複数の観光客が橋の上で宙づりになる事故があった。中国メディアの上游新聞などが伝えた。

現場は同市新安県の龍潭大峡谷。撮影された映像には、ワイヤーで張られた橋がひっくり返り、7人の観光客が宙づりになっている様子が映っており、そのうち数人は逆さまの状態になっている。この橋は命綱を装着して渡る人気のアクティビティーだという。

現地のスタッフは「アクティビティーは営業を一時停止した。調査の結果、安全上の問題はなく、観光客が自分で揺らしたことが原因だった。橋には命綱や安全ロックもあるが、揺らす力が強かったため足を踏み外してあのようになった」と説明した。

また、「このアクティビティーには2人のスタッフが付き添っていて、当時も観光客に対して注意していた」とし、「観光客らにけがはなかった。降りてきた観光客は『自分で(揺らして)遊んだ』と話していた」と語った。

中国のネットユーザーからは「怖すぎる」「現場にいたら気を失いそう」「命綱があってよかった」「ピアノの楽譜みたいになってるね」「渡るだけで十分スリルがあるのにさらにスリルを求めるとは」といった声が上がった。

また、「どこの誰が揺らしたんだ」「こういうの揺らすやつがいるんだよ。自分が勇敢なのを示したいのか知らんが、周りの人のことを全く考えてない」「前に公園で子どもがずっと橋を揺らしていて他の人が歩けないほどになっていた。私が揺らすなと注意したらその子の親にののしられた」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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