クマとの共生、ボードゲームで理解 ZOOMOで親子向け勉強会

クマと人の共生を目指すゲームに取り組む子どもたち

 盛岡市新庄の市動物公園ZOOMO(ズーモ、辻本恒徳園長)で12日、ツキノワグマに関する親子向けの勉強会が開かれた。冬眠するクマの観察やボードゲーム体験を通し、共生について理解を深めた。

 同園と盛岡広域振興局(佐々木隆局長)が共催。市内外の親子11組23人が参加し、最初にクマ舎で冬眠の様子を見学。動物は見えにくい赤色灯で照らし、1人ずつ小窓から観察した。

 森を守りながら、クマと人の共生を目指すボードゲーム「クマと僕らの物語」に挑戦。グループに分かれ、植林とまちづくりを並行し、クマが町に出没しないよう対策を講じた。

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