ビッグマッチでの連敗にケイン「厳しい1週間」、 状況の改善訴え「互いに励まし合い、きっかけを見つけたい」

チームで乗り越えたいと語ったケイン[写真:Getty Images]

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが敗戦のショックをあらわにした。『EUROSPORT』が伝えた。

14日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグでラツィオとのアウェイゲームに臨んだバイエルン。フランス代表DFダヨ・ウパメカノの痛恨のPK献上&一発退場があり、0-1の敗北を喫した。

ブンデスリーガ首位攻防戦となった先日のレバークーゼン戦も落としていたバイエルンは、これで公式戦2連敗に。どちらの試合でもゴールから遠ざかったケインは、「本当に厳しい1週間だった」と『TNT Sports』にコメントし、心境を打ち明けた。

「今日の試合は前半良いスタートが切れたと思ったし、明確なチャンスがいくつかあった。自分にもチャンスがあったし、ジャマル(・ムシアラ)にもチャンスがあった。こういった試合ではそれらが大事な瞬間になるのに、前半でものにすることができなかった。そして後半は残念だった」

「僕らはエネルギーも自信も欠いた状態で試合に臨み、ボールを失うことがあまりにも多く、最終的には罰を受けてしまった。一度10人に減ってしまうと、試合を立て直すのはいつだって難しい」

「もっとエネルギーと自信を持たなければならない。今の僕らは、自分たちの中からそれを見つけなければならないと思う。僕らはまだブンデスリーガのタイトルを争っているし、数週間後に彼ら(ラツィオ)を僕らのスタジアムに迎える時もまだ可能性は残っている。だから僕らは戦い続けて前を向き、勢いを取り戻すために努力しなければならない」

また、苦しい状況にあるからこそ一致団結し、タイトル獲得に向け上昇のきっかけを掴みたいとも述べている。

「僕らにはビッグマッチや大きな戦いがある。まだその枠から外れていないし、僕らは決して諦めない。ただ状況を好転させる必要がある」

「サッカーは1つの試合や1つのきっかけで大きく変わる可能性があるから、それを見つけるために努力する必要がある。みんなで頑張っていきたいと思う。トレーニングでも週末の試合でも互いに励まし合い、きっかけを見つけたい」

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