ブンデス首位決戦で衝撃完敗→CLでラツィオに苦杯…バイエルン守護神ノイアーが心境吐露「適切な言葉を見つけるのは難しい」

絶対的守護神マヌエル・ノイアーが、危機感を露わにした。クラブ公式サイトが伝えている。

バイエルン・ミュンヘンは現地時間2月14日、チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16第1レグで、鎌田大地が所属するラツィオと敵地で対戦。69分にPKからチーロ・インモービレに奪われた1点を最後まで返せず、0-1で競り負けた。

ブンデスリーガ11連覇中の絶対王者は、10日にレバークーゼンとの首位攻防戦で0-3の屈辱的完敗。12連覇に黄色信号が灯ったなか、CLで汚名返上を目ざしたが、中3日で黒星を重ねた。

大怪我から復帰以来、ゴールを守り続け、この日もビッグセーブを披露したノイアーは、試合後にインタビューに対応。前後半での出来の差を問題視した。

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「今はのんきにしていられない。そう簡単にはいかないと分かっていたが、それでも前半はまずまずだった。チャンスは作れていた。後半の入り方が悪かった。その責任を負い、手を上げなければならない。ナーバスな感情だ。なぜなのかという疑問が湧く」

リーグ首位を走るレバークーゼンとの勝ち点差をこれ以上広げないためにも、求められるのは、再び中3日で迎えるボーフム戦での勝利だ。

「僕たちは団結して、次のボーフムでの試合を全力で戦わなければならない。達成感、ポジティブな感情、勝利が必要だ。適切な言葉を見つけるのは難しい」

トーマス・ミュラーも「今は意識的に、ブンデスリーガに向けてポジティブに考えている。満足していないのは確かだが、全ての大会で最後の1秒まで全力を尽くすよ」と巻き返しを誓った。浅野拓磨を擁するボーフム相手には、常勝軍団らしい圧倒的な力を見せつけられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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