岡山県の新年度当初予算案・一般会計は約7506億円で「新アリーナ」は組み込まず 伊原木知事「市の説明が不十分」

岡山県の新年度当初予算案がまとまりました。一般会計は約7506億円となり、予算規模は6年ぶりに減少です。また岡山市が岡山県に費用負担を求めている新アリーナについての関連予算は組み込まず、改めて「市の説明が不十分」と述べました。

岡山県の新年度当初予算案は、一般会計で約7506億円と、今年度と比較して516億円余り減少しました。予算案では、少子化対策事業に重点を置き、結婚や子育て支援などに約199億円を計上していて2月定例県議会に提案される予定です。

一方、岡山市が北区野田に整備を目指し、岡山県にも費用負担を求めている新アリーナについて、大森市長がきのう(14日)「6月補正予算のタイミングまで県の回答を待つ」と、きのう表明したことについての受けとめを問われると…。

(伊原木隆太岡山県知事)
「現状レベルの協議であれば、我々が動く可能性はありません。1か月2か月待ったからと言ってもありません」

改めて伊原木知事は「県議会や県民が納得できる市からの説明はない」と、現状での参画を否定しました。

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