五輪予選「期待に応える」 ボクシング男子が出発

成田空港で出発前にポーズをとる、ボクシング男子の(左から)岡沢セオン、若谷豪、西山潮音、原田周大=15日

 ボクシングのパリ五輪1次世界予選(3月・イタリア)に臨む男子日本代表が15日、出発前に成田空港で取材に応じ、63.5キロ級の西山潮音は「五輪の舞台に立つぞという思い。期待に応える」と意気込んだ。

 80キロ級の若谷豪は難関の重量級での挑戦に「楽しみ。この階級でも勝てるところを見せる」と力強く話した。

 予選前のモンテネグロでの強化合宿には既に五輪代表を決めている71キロ級の岡沢セオンと57キロ級の原田周大も参加する。岡沢は「いろいろなことを試せるいい機会だし、みんなを全力でサポートする」と話した。

 1次予選で五輪出場権を逃した場合、5月下旬からの世界最終予選に回る。

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