天津木村が語る、移住の地・岩手の魅力「“3本柱”がすごく太い」 ラジオ出演ではハプニングも

天津木村さん

お笑い芸人の天津木村さんが13日、出身地である兵庫県のラジオ局、ラジオ関西の番組に出演。2021年から移住した岩手県での生活やその魅力などについて語りました。

【写真】天津木村さん、岩手・盛岡の「高松の池」で白鳥を撮影

2021年に移住し、今では一家そろって岩手で暮らす木村さん。岩手県のテレビ・ラジオ番組にも出演し、CMにも引っ張りだこ。また、2021年秋から「いわて暮らしアンバサダー」、2023年春から「いわて花巻ー神戸線PR隊」キャプテンに任命されるなど、いまや岩手の親善大使のような存在になっています。

木村さんは「縁もゆかりもなかった。週1回の番組MC就任がきっかけだった」という岩手県への移住について、「いろんな人に情報収集したら『自然が近い』『食べ物がおいしい』『人が温かい』と、皆さんおっしゃる。だいたい田舎はそういうものだと思って(生活して)いたら、この“3本柱”がすごく太かった。本当に自然が近くて美しい、本当に食べ物がおいしい、本当に人がやさしいという、その通りの土地だった。移住して本当に岩手が好きになった」と、今ではどっぷり岩手の魅力にひきこまれているそう。「本当にこのまま永住かな。両親もいまラジオで聴いていると思うが、『(姫路にUターンで)帰れへんと思うわ、ごめんな』」と、生涯岩手の思いも強くしていました。

特に人の温かさについては、「街で声をかけていただくことも増えてきたが、今までなら『エロ詩吟や!』『なんか吟じろ!』『あると思いますと言えや!』とか、そんなのばっかりだったのが、『岩手に来てくれてありがとう』『岩手のことを発信していただきありがとうございます!』とすごくありがとうと言われるのがうれしい」と、人情味あふれる岩手県民への感謝も口にしていました。

ちなみに同日は、東京からの新幹線移動となった木村さん。ところが、これまでの習慣から地元の姫路で降りると思い込んでしまったそうで、目的地の新神戸をまさかのスルー。乗り合わせた新幹線のぞみ号が姫路を通過することになっていたため、岡山まで乗り過ごしてしまうというハプニングに。日々更新しているブログにもその模様をリアルタイムに伝えるなど恐縮しきりの中、あわてて引き返して神戸にあるラジオ関西のスタジオに到着。昼ワイド番組『谷五郎の笑って暮らそう』生放送の12時台に予定されていた出演コーナーの途中になんとか間に合い、いわて花巻空港と神戸空港を結ぶ空路「いわて花巻ー神戸線PR隊」キャプテンとしての任務を果たしました。

今回の遅刻の一件で改めて空路の快適さを感じたという木村さんは、「(神戸→岩手の空路は)関西から広島に(新幹線で)行くくらいのスピード感で気軽に行ける。温泉もいっぱいありますし、泊まって翌日に観光して楽しんで!」と岩手への来県をPR。そして、最後に“岩手あるある”について、得意の詩吟で、「ゴルフ場で~ジョッキの生ビールみたいにぃ~ジョッキのヤクルトがあるぅ~! あると思います!」と吟じて、港町のスタジオを驚かせていました。

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