海外版「ストグラ」を配信でプレイしたくない…Twitch登録者約1,200万人のストリーマーが苦言「あれやれこれやれと指示コメントされたくない」

Twitch登録者約1,200万人のストリーマーが海外版「ストグラ」を配信でプレイしたくないと発言…「あれやれこれやれと指示コメントされたくない」

Twitchフォロワー約1,200万人の大人気ストリーマー「xQc」さんが、自身の『グランド・セフト・オートV』のロールプレイサーバー(日本でいう「ストグラ」に近い)を配信上でプレイすることを避けると発言。以前から配信のチャットに出現する「指示コメント」が理由のひとつに挙げられています。

◆「ストグラ」のモデルケースとなった「NoPixel」とは

xQcさんは2014年からTwitchにて配信活動を開始。2016年頃からは『オーバーウォッチ』のプロプレイヤーとして活動しながら、現在はフルタイムのストリーマーとして活動中。2021年から3年間にわたって、Twitchで1年を通じて最も見られたストリーマーの座を確立しており、2023年6月には新進気鋭の配信プラットフォーム「Kick」と2年間で約7,000万ドル(100億円超)の“非”独占的パートナーシップを結び話題を集めました。

配信内容は雑談やゲームなどが中心で、『グランド・セフト・オートV(以下、GTAV)』ロールプレイサーバー「NoPixel」もそのひとつ。2019年から海外を中心に流行を見せたNoPixelは、通常の『GTAオンライン』(GTAVのオンラインモード)のMODであり、参加するプレイヤーは警察官や犯罪者、タクシードライバーなどの役割を持ち、ロス・サントスを舞台に自由に暮らしていきます。これは日本のストリーマーの間でも流行している「ストグラ(ストリートグラフィティ)」モデルケースとしても知られています。

◆「指示コメント」にうんざり

xQcさんは今年1月に過去にゲーム内の行動を指図するようなコメントにうんざりしていると発言。2月12日の配信では「僕は配信外で『GTAV』をプレイしてる。やりたいと思ったときにやるだけだ」と改めて配信ではNoPixelをプレイしたくないと表明しています。

実況者やストリーマーのゲーム内の行動に対して求められてもいないアドバイスを書き込む「指示コメント」は古くから問題となっており、現在も概要欄や配信タイトルに「指示コメント禁止」と注記されることもしばしば。配信を見る側のマナーが問われています。

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