米軍は14日、日米共同の統合指揮所演習「キーン・エッジ」に、在沖米海兵隊の第3海兵遠征軍と海軍の第7艦隊の部隊を統合した「第76任務部隊（タスクフォース76/3）」が初参加したと発表した。
第7遠征打撃群作戦士官のエミリー・ロイス海軍大佐は「海軍兵と海兵隊員が同じ組織において訓練し、統合力を実践することは、双方の全体的な概念を洗練させる素晴らしい機会だ」と成果を強調した。
第76任務部隊は、インド太平洋地域での非常事態に、人道支援や上陸作戦、掃海活動などに携わる。
2022年9月に編成した。在沖の米兵らで組織するため、県内への増員はしていないという。期間は23年夏ごろまでとされていたが、部隊は現在も維持されている。
