「ソシエダで最も危険」久保建英、痛恨の失点関与も海外メディアは最高評価「何度もパリSGの守備を苦しめた」

痛恨の失点関与はあった。だが、攻撃でインパクトも残した。

2月14日に行われたチャンピオンズ・リーグのラウンド16第1レグで、レアル・ソシエダはパリ・サンジェルマンに0-2で敗れた。久保建英は敵地での強豪との一戦に先発フル出場している。

前半、久保は切り返しての左足の惜しいシュートを放ち、チームメイトにチャンスを演出するなど、好機をつくってゴールに迫った。

だが、後半に入って58分、ソシエダはセットプレーから先制点を許す。マルキーニョスに当たったボールをキリアン・エムバペに押し込まれる。マークしていた久保が敵エースを見逃してしまった。

リードを許したソシエダは、70分にもブラッドリー・バルコラに追加点を献上。得点を奪えないまま試合終了を迎え、2点ビハインドでホームでの第2レグに臨む。

【動画】「僕のミス」久保が謝罪したエムバペの先制点
試合後、久保は先制点を許した場面で自分にミスがあったと話した。イマノル・アルグアシル監督も失点に関して厳しい言葉を口にしている。

それでも、海外メディアは久保を高く評価した。イタリア『TUTTOmercatoWEB』は、ミケル・メリーノと並んでチーム最高タイとなる6.5点と採点。「ソシエダで最も危険な選手だった」と称賛している。

「前半は右サイドでのスピードあるプレーで何度もホームチームの守備を苦しめ、後半もチームが大きく苦しんだ中で唯一、興味深いところをつくることができた」

久保は3週間後、ホームでの第2レグでソシエダを逆転突破に導く活躍を見せられるか。パリSGとのリターンマッチは3月5日だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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