県内の新型コロナウイルスの1週間の感染者数は1医療機関あたり10人を超えています。去年10月以降、最も多くなっています。インフルエンザ患者は減っていますが引き続き注意が必要です。
県によりますと、11日までの1週間に51の医療機関で確認された新型コロナの感染者は559人でした。前の週よりわずかに増え、増加は4週連続です。1医療機関あたりの感染者は10.96人と去年10月以降、最も多くなっています。地域の偏りはほとんどなく全県的に高めの水準となっています。
10人以上が感染する集団感染は15施設で確認されています。高齢者施設や医療機関が多く県は「重症化リスクの高い人にうつさないためにも家庭内で引き続き対策を心がけてほしい」と呼びかけています。
インフルエンザ患者の数は県全体で、前の週より12%減り1医療機関あたりの患者数は6.61人です。秋田市と由利本荘保健所管内は1医療機関あたりの患者数が10人を超えていて、注意報が継続して出されています。