知人女性は、夫が祖母から受け継いだ家に家族仲良く暮らしていました。ですが保育園のママ友はそれを聞いて「ボロい家なのね~」と見下してきます。ですが実際にママ友が知人女性の家を訪れると……? 今回は知人女性から聞いた、ママ友の度肝を抜いたスカっとエピソードを紹介しますね!
新居が自慢のママ友
知人女性の息子が通う保育園には、華やかな装いのママ友がいます。
彼女は目立ちたがり屋で、最近は「新居を建てたのよ~」としきりに周囲に自慢していました。
勿論、新居が嬉しいのは良いのですが、困ったことにママ友はそれをネタに周囲を見下してくるのです。
「あなた、旦那さんのおばあさんから受け継いだ家に住んでるんですって? そんなボロい家に、よく住めるわよね~」
夫の祖母から受け継いだ家に住む知人女性のことも、彼女は度々、見下してきました。
家に遊びに行くと……
人の好い知人女性は、ママ友のマウントも聞き流していましたが、ある日、ママ友の息子が家にやって来ることとなりました。
ママ友は送迎の際にも「ボロいお家だけど、我慢しなきゃ駄目よ~」と言っていましたが、知人女性の家を目の当たりにした瞬間、圧倒されてしまいます。
確かに知人女性の家は古い物ですが、決してボロいという言葉は当てはまらず、よく手入れされた立派な日本建築だったのです。
例えるのなら、お城を連想させるような見事な造りと、広大な日本庭園を前にママ友は自分のマウントが如何に的外れなものだったのかを思い知らされたのでした。
ついに旦那さんからお叱りを受ける
知人女性の家を羨ましがったママ友は、自身の夫に「私も、もっと立派な家に住みたい!」「庭師に頼みましょうよ!」と頼み込みました。
しかしママ友のあまりのワガママっぷりに、遂にママ友の夫も堪忍袋の緒が切れます。
「そんなに周囲に張り合って、恥ずかしくないのか!」
「そこまで言うなら、お前が自分でお金を出せば良いだろ!」
こう言われてしまうと、ママ友もそれ以上は何も言い返せず、さすがに少しはしおらしくなりました。
素敵な家が羨ましい気持ちはわかりますが、「住めば都」という言葉があるように、周囲に張り合うのではなく、本当の幸せが何なのかについて彼女には考える必要があるかもしれませんね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:六条京子