複合映画館「イオンシネマ新青森」3月20日オープン 8スクリーン1020席 全席独立シート

「イオンシネマ新青森」のロビーのイメージ(イオンエンターテイメント提供)

 イオンエンターテイメント(本社・東京)は15日、青森市の商業施設「ガーラタウン アネックス棟」に、シネマコンプレックス(複合映画館)「イオンシネマ新青森」を3月20日にオープンすると発表した。2021年に8月末に閉館した旧青森コロナワールドを大幅改装し、8スクリーン、1020席を備えるシネコンとなる。

 イオンシネマの青森県出店は、弘前市の「イオンシネマ弘前」に次いで2劇場目。迫力ある映像を楽しんでもらうため全スクリーンを入れ替え、従来施設の画面の最大1.2倍になる。ゆったりと鑑賞できるよう、全席に両肘付きタイプの独立シートを県内で初めて採用する。

 飲食の売店は対面販売での待ち時間を解消するため、セルフオーダーシステムを導入。スマートフォンや設置型のタッチパネル端末で、オーダー・決済ができる。チケットをインターネット予約した場合は、スマホをかざすと発券することなく入場できる「チケットレス入場」を導入する。

 また、イオンシネマ新青森の開業を記念し、県産リンゴ果汁を使った「フレーバーソーダ 青森りんご」(税込み500円)を全国96劇場で販売する。

 同社広報担当者は「映画館が身近になり、地域に愛される施設にしたい」と話した。

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