S/Jリーグ初優勝へチーム一丸 北都銀行女子バドミントン部

バドミントンの国内最高峰の団体戦S/Jリーグは予選ブロックが終わり来週、優勝をかけたトーナメント戦が行われます。女子の北都銀行は日本代表のナガマツペアに加え若手の台頭も光りチーム一丸で悲願の初優勝を目指します。

バドミントン国内最高峰の団体戦SJリーグ。12チームを2つに分けた予選ブロックで北都銀行は4勝1敗で、各ブロックの上位2チームが進むトップ4トーナメントに1位通過で出場します。

ダブルスのエースは東京オリンピック日本代表、永原・松本のナガマツペア。今年のパリオリンピック出場を見据えていますが社会人10年目、北都銀行の団体初タイトルへ強い思いがあります。

永原和可那選手「私たちが主軸となって絶対私たちは1ポイントとらないといけない存在なのでそこの責任を果たせるようにチーム一丸となってがんばりたいなと思っています」

松本麻佑主将「リーグの優勝ていうのは全然手が届かないというか、近いようで遠い道のりなので、そこをなんとか優勝に向けてもっとがんばっていきたい」

S/Jリーグはダブルス2試合、シングルス1試合で争う団体戦です。シングルスのエースとして急成長を遂げているのが社会人2年目の舛木さくら選手19歳です。今シーズンは開幕戦から全5試合に出場し、4勝1敗。開幕戦では格上の選手を破りチームの勝利に大きく貢献しました。先月発表された若手選手中心の日本B代表にも初めて選出されました。

この舛木の練習を見守るのが、昨シーズンまでシングルスでチームを引っ張った川上紗恵奈選手です。川上選手は去年日本B代表に選ばれていましたが、腰のケガが長引いて調子が上がらず今シーズン限りでの引退を決めました。

次の世代へ。できる限りのサポートでチームの力になります。

川上紗恵奈選手「日本代表にもなってシングルスのエースとしてこれからの北都を守ってもらうことになるのでそういうプレッシャーはあるんですけど、そこを関係なしに自分のプレーをそのまま出し続けてほしいなと思います」

川上選手に憧れて北都銀行に入り背中を追いかけてきたという舛木選手。思いを受け継ぎ、先輩が届かなかった頂点へ挑みます。

舛木さくら選手「シングルスのポジションは大事になってくると思うので、その部分をプレッシャーに感じずやりがいに感じて、みんなで優勝できるように自分が1ポイント必ずとって優勝できるようにがんばりたいと思います」

優勝をかけたS/Jリーグトップ4トーナメントは23日から東京で行われます。

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